丸、炭谷、西、浅村どうなる? 過去のFA移籍選手から見る新天地で活躍する難しさ

パ球団が獲得した選手は前年通りかそれ以上の成績残す

【DeNA】
◯大和(2017年、阪神)
100試合232打数65安打1本塁打16打点2盗塁 .280

113試合394打数96安打2本塁打27打点10盗塁 .244

【中日】
◯大野奨太(2017年、日本ハム)
83試合154打数34安打3本塁打13打点0盗塁 .221

63試合137打数27安打2本塁打10打点0盗塁 .197

【阪神】
◯高橋聡文(2015年、中日)
35試合3勝3敗0セーブ6ホールド25.2回26奪三振 防3.51

54試合3勝1敗0セーブ20ホールド 38.1回38奪三振 防3.76

◯糸井嘉男(2016年、オリックス)
143試合532打数163安打17本塁打70打点53盗塁 .306

114試合427打数124安打17本塁打62打点21盗塁 .290

【西武】
◯木村昇吾(2015年、西武)
72試合93打数25安打0本塁打8打点2盗塁 .269

38試合95打数21安打0本塁打5打点3盗塁 .221

【日本ハム】
◯鶴岡慎也(2017年、ソフトバンク)
29試合28打数9安打3本塁打5打点0盗塁 .321

101試合239打数58安打2本塁打22打点1盗塁 .243

【オリックス】
◯増井浩俊(2017年、オリックス)
52試合6勝1敗27セーブ7ホールド 52.2回82奪三振 防2.39

63試合2勝5敗35セーブ9ホールド 65回69奪三振 防2.49

【楽天】
◯今江敏晃(2015年、ロッテ)
98試合373打数107安打1本塁打38打点2盗塁 .287

89試合317打数89安打3本塁打23打点2盗塁 .281

◯岸孝之(2016年、西武)
19試合9勝7敗0セーブ0ホールド 130.1回104奪三振 防2.49 

26試合8勝10敗0セーブ0ホールド 176.1回189奪三振 防2.76

 セ・リーグで大きく成績を上げたのは、同一リーグの中日から阪神へと移籍した高橋聡くらい。大和と糸井もまずまずの成績を残した。一方で今オフに丸と炭谷が加入した巨人は過去3年間で5人をFAで獲得したが、その5人ともが移籍前年度よりも大きく成績を下げてしまっている。人気も高ければ、注目度も、かかるプレッシャーも高い巨人へのFA移籍の難しさを物語っている。

 パ・リーグには過去5人がFAで移籍し、そのうち鶴岡、増井、岸、今江は前年度通りかそれ以上の成績を残している。木村昇吾はFA移籍とはいえ、テストを経ての入団だったこともあり、他の選手とはいささか状況が異なっていた。

 12球団でも、最も難しいであろうFAで巨人に移籍したあとの活躍。丸、炭谷はどれほどの活躍を見せてくれるか、期待したいところである。

(Full-Count編集部)

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