改名は好成績のきっかけとなるか? 近年、登録名を変更した選手たちは…

登録名変更により飛躍したソフトバンク・甲斐拓也【写真:藤浦一都】
登録名変更により飛躍したソフトバンク・甲斐拓也【写真:藤浦一都】

甲斐は「拓也」から本名に戻しブレーク オリ駿太も今季から本名に

○甲斐拓也 ※変更前は拓也 2017年シーズンから

 2017年、「拓也」から本名の「甲斐拓也」に登録名変更。改名前年の16年は開幕1軍を逃したものの、6月16日のヤクルト戦でプロ初安打初打点をマーク。3番手捕手として13試合出場し、打率.167、0本塁打、1打点だったが、17年には開幕1軍を勝ち取り、5月2日の西武戦でプロ初アーチとなる逆転満塁弾。103試合出場し、打率.232、48安打、5本塁打、18打点。持ち前の強肩でも盗塁阻止率.324を記録し、飛躍のシーズンとなった。

○後藤駿太 ※変更前は駿太 2018年シーズンから

 2018年シーズン、「駿太」から「後藤駿太」に登録名変更。17年は7年連続で開幕1軍スタートし、打率.240、2本塁打、27打点、4盗塁だったが、18年は失速。開幕2軍スタートとなり、33試合出場、打率.216、8安打、0本塁打、4打点、2盗塁と奮わなかった。

 今季限りで現役引退し、来季から楽天2軍打撃コーチを務める後藤武敏は15年から毎年のように登録名を変更。「後藤武敏G」→「後藤 G 武敏」→「G.後藤武敏」→「G 後藤武敏」と変えてきた。

 金子千尋は「新たな金子弌大をプロ野球ファン、そして北海道のファイターズファンの皆さんに見せていきたいという思いと、今回新しいチームでやっていくということで、また一からスタートという風に思っていますので、これを期に変えさせていただくようお願いしました」と説明した。今季17試合登板し、4勝7敗、防御率3.78と不振。登録名変更初年度となる19年シーズンはリーグMVP&沢村賞を輝いた14年のような輝きを取り戻すことができるだろうか。

(Full-Count編集部)

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