アジアウインターリーグのリーグ戦終了 NPB勢が打撃主要3部門&盗塁1位

台中洲際棒球場での試合終了後に行われたサイン会の様子【写真:広尾晃】
台中洲際棒球場での試合終了後に行われたサイン会の様子【写真:広尾晃】

首位打者が塩見、本塁打王、打点王が村上とヤクルト勢躍動

 11月24日から行われていたアジアウインターベースボールリーグ(AWBL)は12月13日、リーグ戦の全日程を終了。NPBイースタンが1位となった。

【チーム成績】
1 NPBイースタン 16試11勝5敗0分 .688
2 JABA(日本社会人) 16試8勝6敗2分 .571
3 CPBL(台湾) 16試9勝7敗0分 .562
4 KBO(韓国) 16試5勝8敗3分 .385
5 NPBウエスタン 16試3勝10敗3分 .231

 各チーム4試合総当たりの16試合で行われ、NPBイースタンが1位となった。2位には後半追い上げたJABA(日本社会人)が入った。

 上位4チームは12月14日から行われる順位決定戦に進むが、最下位のNPBウエスタンは敗退が決まった。

【個人打撃成績】
〇打率5傑
1 塩見泰隆(ヤクルト) .429(42打数18安打)
2 下川知弥(NTT東) .356(45打数16安打)
3 李宗賢(CPBL) .333(54打数18安打)
4 森下翔平(日立製作所) .305(59打数18安打)
5 岳東華(CPBL) .304(46打数14安打)

〇本塁打5傑
1 村上宗隆(ヤクルト) 4本塁打
2 佐藤竜彦(Honda) 3本塁打
3 塩見泰隆(ヤクルト) 3本塁打
4 百瀬大騎(DeNA) 2本塁打
4 石川裕也(東京ガス) 2本塁打

〇打点5傑
1 村上宗隆(ヤクルト) 13打点
2 張閔スン(CPBL) 12打点
3 李聖圭(KBO) 11打点
4 宋佑賢(KBO) 10打点
4 范國宸(CPBL) 10打点

〇盗塁5傑
1 佐野皓大(オリックス) 11盗塁
2 和田康士朗(ロッテ) 8盗塁
3 湯浅大(巨人) 6盗塁
4 塩見泰隆(ヤクルト) 5盗塁
5 三森大貴(ソフトバンク) 3盗塁

 首位打者は後半戦、大当たりだったヤクルト、塩見泰隆が獲得。塩見は最多安打も獲得した。本塁打王、打点王は同じくヤクルトの村上宗隆だったが、後半戦やや当たりが止まった感があった。本塁打、盗塁は上位5傑がすべて日本勢。オリックスの佐野皓大は、チームの負けが込む中で11盗塁と気を吐いた。

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