エンゼルスが正捕手獲得へ、球宴選出ラモスらに照準 複数の米メディア報じる

フィリーズからFAとなったウィルソン・ラモス【写真:Getty Images】
フィリーズからFAとなったウィルソン・ラモス【写真:Getty Images】

フィリーズからFAのラモス、ドジャースからFAのグランダルに照準

 エンゼルスがフィリーズからFAとなったウィルソン・ラモス捕手、ドジャースからFAとなったヤスマニ・グランダル捕手の獲得を目指していることが判明した。米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」が伝えている。

 米ラスベガスで行われていたウインターミーティングが閉幕し各球団は来季に向けた戦力補強を行った。そんな中、大谷翔平投手が所属するエンゼルスが正捕手候補の獲得を目指しているという。「トレード・ルーモアズ」は「エンゼルスはウィルソン・ラモスに照準を合わせている。そして、ヤスマニ・グランダルにも興味を持っている」と見出しを付け報じた。

 記事では「FAの捕手のトップに位置しているヤスマニ・グランダルに興味を示している」とし、LAタイムスのマリア・トーレス記者の報道を紹介。グランダルはドジャースからのクオリファイングオファーを拒否しているため、エンゼルスが獲得すれば上位2番目のドラフト指名権と共に、2019年のインターナショナル・ボーナスプールから50万ドル(約5674万円)を失うことになるという。

 さらに、エンゼルスには実績ある正捕手がロースターにはいないことを言及し「この状況はまもなく変わることになり得る。FAのウィルソン・ラモスが、オープンマーケットにおける彼らの主要ターゲットとして浮上している」と、ベースボールアメリカのジェリー・クランスニック記者のツイートを引用。エンゼルスが実績ある捕手をターゲットにしていることを伝えている。

 ラモスは今季、レイズ、トレード先のフィリーズで計111試合に出場し打率.306、15本塁打、70打点をマーク。今季は自身2度目のオールスターゲームに選出されていたがケガのため辞退した。グランダルは今季ドジャースで140試合に出場、打率.241、24本塁打、68打点を記録。2015年にはオールスターゲームに出場している。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY