松井2軍監督の熱のこもった指導に…プロ1年目を終えた西武ドラ6内野手の今

西武・綱島龍生【撮影:武山智史】
西武・綱島龍生【撮影:武山智史】

松井2軍監督の指導の下、着実にステップを踏む毎日

 昨年11月、西武にドラフト6位指名された新潟県・糸魚川白嶺高校の綱島龍生内野手を取材した。あれからちょうど1年、背番号「63」のユニホームを身にまとい、プロ1年目のシーズンを終えた綱島に今の心境を聞いた。

 11月中旬、西武第二球場での所沢秋季キャンプ。綱島は高木浩之2軍野手総合コーチ兼打撃コーチが手で転がすゴロを繰り返し捕球し続けていた。

 高木コーチの横では今シーズン限りで現役引退し、指導者に転じた松井稼頭央2軍監督が綱島選手のプレーをじっと見つめる。しばらくすると松井2軍監督は助言を送り、自らグラブをはめて手本を見せるなど、熱のこもった指導が続く。綱島もその捕球動作を、逃さぬようにじっと見ていた。

 ゴロ捕球を何度も繰り返していくうちに、綱島の動きは次第に柔らかく、滑らかなものへと変わっていく。その姿に松井2軍監督は「良いよ、良いよ」「その感覚、無かっただろ?」と声を掛けていた。練習後、綱島は取り組みの意図をこう説明した。

「ゴロを捕る姿勢や腕の使い方を教わっていました。肘を柔らかくして『捕まえたよ』と自分で意識して、入っていく感じですね。ちゃんとショートバウンドをしっかり捕球できるように練習しているので、その感覚を身に付けているところです。ずっとこの秋のキャンプでテーマにしていて、少しずつ手応えを感じています」

 2000年1月生まれの綱島にとって、1975年生まれの松井2軍監督は両親と同世代。今シーズンはほとんど接点が無かったが、この秋から指導者と選手の関係になり接する機会が多くなった。

「僕の中では東北楽天でプレーしていたときのイメージが強いです。でもメジャーに行く前、西武時代のプレー動画を見ていました。その人から今、教えてもらっている。とても勉強になります」とゴールデングラブ賞を4度受賞した名選手の技術を、必死に学ぼうとしている。

プロ1年目は「本当にあっという間」、1年目の選手のレベルの高さには圧倒される

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