「だいすきなあらいちゃんへ」つば九郎が今季で引退の広島新井へ惜別メッセージ

ヤクルトのマスコット・つば九郎【写真:荒川祐史】
ヤクルトのマスコット・つば九郎【写真:荒川祐史】

ブログを更新「がむしゃらで、ぶきようなおとこ」

 ヤクルトの人気マスコットキャラクターつば九郎が、今季惜しまれながら現役を引退した広島の新井貴浩内野手に惜別のメッセージを送った。15日、「がむしゃらで、ぶきようなおとこ。」と題されたブログを更新。「だいすきなせんしゅが、またひとり、みんなにおしまれながら、ゆにふぉーむをぬぎました。そのおとこは、あらいたかひろせんしゅ」と書き出されたブログの中で、写真を織り交ぜて新井との思い出を記した。

 広島工高から駒澤大学へ進み、1998年のドラフト6位で広島に入団した新井。ヤクルトの本拠地・神宮で試合をしていた東都大学野球の出身とあって「だいがくじだいからがっつあふれるおとこで、いつもどろだらけのいめーじがあります。じんぐうきゅうじょうにいる、あらいちゃんのどうきゅうせいから、がくせいとうじ、れんしゅうでもどろだらけで、はくまで、はをくいしばってれんしゅうしていたそうです。そーゆうところが、やきゅうずきにはたまりませんでした。そして、それはぷろにはいっても、かーぷでかわらなかったそうです。」と、猛練習に励んでいたという新井の過去を振り返った。

 2人の“馴れ初め”についても回想。「つばくろうとあらいちゃんが、きゅうせっきんしたのは、みやもとさんから、せんしゅかいちょうをひきついだあたりかなぁ~。みやもとさんは、あらいちゃんのことがすきでしたね」と、新井が日本プロ野球選手会会長となった阪神時代の2008年12月ころから“急接近”したと明かしている。

 2016年4月26日の試合で、新井が2000本安打を達成した日も回顧したつば九郎。「いんたいして、ぷらいべーとで、じんぐうにきた、みやもとさん。つばくろうのとりごやで、いっしょにそのときをみて、うったしゅんかんはいたっちしたことを、おもいだします。そんなあらいちゃんに、そのちょくご、おいわいのはなたばをわたせたことも、うれしいおもひでです」と、宮本慎也現ヘッドコーチとともに、その瞬間を見ていたという。

 新井の引退セレモニーが行われた試合での“裏話”も明かしたつば九郎。「ちなみに、このひ、しあいまえのかーぷのっくのとき、あらいちゃんのとうじょうきょく『ぜんりょくしょうねん』ながしたこと、きづきましたか?あらいちゃんはきづいてたようでした。しあいまえ、まねーぢゃーをつうじて、つばくろうにおれいをと。うれしかった~!!!」とその時の気持ちを記している。

「ちーむのみんな、やきゅうふぁんみんなからあいされる、あらいちゃん。20ねんかんおつかれさまでした。がむしゃらに、ちからいっぱいどろだらけのぷれー、つぎのあらいちゃんをそだてるまで、ゆっくりやすんでください。ごかぞくのみなさんも、おつかれさまでした、ありがとうございます」と感謝の思いを記したつば九郎。

 最後は「あかいこころみせ~ひろしまをもやせ~ そらをうちぬく~だいあーち~ かっとばせ~あらい~ あらい~あらい~あらい~あらい~・・・・・。」と応援歌の歌詞が綴られ「あらいちゃんからもらった、2000あんだのばっとは、ぼくのたからものです。また、ゆにふぉーむをきてもどってきたときには、またべんちまえで、いつものとーくで、たのしいじかんを。。。」と惜別のメッセージを送り「だいすきなあらいちゃんへ。つばくろうより。」と締めくくられていた。

(Full-Count編集部)

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