巨人マシソン、地元メディアで“日本愛”語る ファンは「熱狂的」で「礼儀正しい」

日本のファンの対応は「とても礼儀正しい文化なので、全く困ることではありません」

 日本の素晴らしさはグラウンド内だけではないという。インタビューで明かしたのは、ファンの街で接し方だ。

「もう長くいるので、朝食を食べに行ったり、出かけたりすると、いつも誰かが挨拶に来ます。でも、こことはかなり違います。彼らはただ手を振ったり、握手したいだけで、すぐ去っていきます。とても礼儀正しい文化なので、全く困ることではありません。アメリカではメジャーリーグに昇格した時、話しかけてくる人が多かったですが、日本ではただ握手を求められたり、挨拶されたりするだけなので良いですね」。熱狂的でありながら、リラックスする空間も演出する――。これがマシソンにとって最高の野球環境のようだ。

 また、来日前の予備知識については「事前知識はありませんでした。日本でプレー経験のあるカナダ人のアーロン・ガイエルに電話で少し話を聞きました」と“ほぼゼロ”だったことを明かしつつ、「日本に出発する前日に、妻が妊娠していると分かりました。大げさではなく、本当に飛行機に乗る24時間前でした。嵐のようでした」と振り返っている。

 その当時は日本で8年もプレーすることなど想像もしなかったはず。日本、そして巨人のファンの存在が、マシソンが異国の地で長年プレーを続ける大きな後押しとなったようだ。

(Full-Count編集部)

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