大谷と新人王争ったアンドゥハー、課題の守備改善中「グレートになりたい」

キャッシュマンGMは補強のためのトレード要員説を否定

 アンドゥハーの守備の改善点は、ポジショニングにあるという。特集では、メンドーサ内野守備コーチが「彼を最適な位置で構えさせることで、(バットとボールの)コンタクトする時点で反応できるようになる。(打球に)準備する段階で、彼がやりやすいと感じるポジショニングを見つけられるようにしたい。そうすることで、(打球に対する)1歩目がより(うまく)出やすくなる」と説明している。痛烈な打球が数多く飛ぶ守備位置だけに、ポジショニングが良くなれば、それだけ打球への反応スピードが増し、守備力向上につながるということだ。

 新人離れした活躍を見せたアンドゥハーだが、ヤンキースは今オフのフリーエージェント(FA)の目玉のひとり、マニー・マチャドを狙っていると言われ、地元メディアではマチャド獲得と関連付けて、アンドゥハーがトレード要員になるのではという観測も流れていた。

 しかし、ブライアン・キャッシュマンGMは同紙の取材に対して「何人かの選手はそれ以外の選手よりも(トレード)候補に挙がりやすい。けれども、アンドゥハーは我々のエキサイティングな若手の中核の一人だ。間違いなく彼なしではシーズン100勝はできない」とコメントし、トレードに出す可能性を否定。また、守備のまずさを解消するため一塁手や外野手へのコンバート説もあったが、この取り組みは、アンドゥハーがあくまでも三塁手として勝負することを選択したと見てよさそうだ。

(Full-Count編集部)

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