ドジャースが右腕ケリーを獲得、3年約28億と米報道、Rソックス世界一に貢献
今季はRソックスで救援として73試合に登板の30歳
ドジャースは21日(日本時間22日)、レッドソックスからフリーエージェント(FA)となっていてジョー・ケリー投手と3年契約を結んだと発表した。複数の米メディアによると、契約は3年2500万ドル(約27億8000万円)で、4年目の2022年はオプションがついているという。
今季レッドソックスの世界一に貢献した30歳右腕が、世界一を争った対戦相手に移籍した。ロサンゼルス近郊出身のケリーは2009年ドラフト3巡目でカージナルスに入団。2012年のメジャーデビュー以来、主に先発投手として活躍し、2年目の2013年には10勝をマーク。翌2014年途中にレッドソックスにトレード移籍した後は、2015年に自身2度目となる10勝を挙げた。2016年途中から救援に転向し、昨季は救援として54試合、今季は73試合に投げ、ブルペンに欠かせない存在となった。
2年連続でワールドシリーズ進出を果たしながら、レッドソックスの前に敗れたドジャースは、これまで鉄壁と思われていた救援陣に綻びが見え、今オフの補強課題となっていた。救援でも先発でも起用できるケリーの加入が、投手陣の層に厚みを増すことは間違いない。
ドジャースはレッズと大型7人トレードを成立させるなど、ここへ来て補強を加速させている。悲願のワールドシリーズ制覇に向け、名門球団が本気モードだ。
(Full-Count編集部)