エンゼルス、FA6人積極補強も米メディアが一刀両断 来季PO進出は「心配」

「10月にオオタニの左中間ホームランを見たい」

 エンゼルスファンにとって最大の焦点は、スーパースターのトラウトがFA流出する前に優勝できるか否か。2014年を最後にプレーオフ進出からも離れている中、記事では「エンゼルスの躍進が見たい。トラウトが再びプレーオフに進出するのを見たい。そして、10月にショウヘイ・オオタニが左中間ホームランを放つ楽しみを見てみたい」と切望。だが、現実問題として、このままでは「2019年も、トラウトのメジャー生活8年で7度目となる、162試合で終了という事態になる心配がある」と分析した。

 天才トラウトのキャリア2度目のプレーオフ出場、そして、逆方向に軽々とホームランを放つ大谷の「ビッグフライ」を切望していたが、記事で「トラウトは2019年も、メジャー8年で7度目となる162試合で終了という事態になる可能性を、憂慮している」とプレーオフの道のりを厳しいと分析している。

「エンゼルスはトラウト(とオオタニ)を中心にロースターをどう強化するのか見出さなければいけない。だが、この冬、ここまで彼らはほとんどできていない。ヘイローズ(エンゼルスの愛称)は改善されたか。もしかするとそうかもしれない。来年、現実的にプレーオフ進出候補になるのに十分か? 今のところ、そうは見えない」

 特集は、こう厳しいトーンで締めくくられている。エンゼルスはトラウトと大谷というタレントを最大限に生かすロースターを構築できるのか。エプラーGMの手腕にかかる期待は大きい。

(Full-Count編集部)

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