上原浩治、21世紀のRソックスFA補強で4位に“格付け” 「支配力」に絶賛の声
「支配力は2016年にキンブレルにバトンを渡すまで続いた」
当初はメジャー通算100セーブの右腕ハンラハンが正守護神だった。だが、ハンラハンは右肘の故障でトミー・ジョン手術を受け、代役のベイリーも故障で離脱。クローザー構想では「プランC」だった上原が“世界一請負人”となった。
「(当時GMの)ベン・チェリントンは元日本プロ野球の38歳にかけた。そして、ウエハラは輝いた」
2013年シーズンの上原は73試合登板で4勝1敗13ホールド21セーブ、防御率1.09という圧倒的な成績をマーク。WHIP(1イニングあたりの四球+安打)はシーズン50イニング以上投げたリリーバー史上最高の「0.565」という無敵ぶりを誇ったというデータも記事では紹介している。
そして、ポストシーズンでも「コウジ」の無双は続き、タイガースとのア・リーグ優勝決定シリーズではMVPに輝いた。
「あの支配力は2016年にクレイグ・キンブレルにバトンを渡すまで続いた」
2016年シーズンに加入したキンブレルに守護神の座を譲り、セットアッパーとなった上原は、同年オフに契約満了となりカブスに移籍。そして、昨オフに巨人に復帰した。だが、圧倒的な制球力と切れ味抜群のファストボール、そして鋭く落ちるスプリットでフェンウェイパークを沸かせた上原は、ボストンのヒーローとしてファンやメディアに記憶されている。
格付け1位にはメジャー通算541本塁打の「ビッグ・パピ」こと、デビッド・オルティス元内野手、2位は日本の独立リーグ・高知でもプレーしたマニー・ラミレス元外野手、3位は今オフに加入して大活躍したJD・マルティネス外野手という、強烈なスーパースターたちが並んだ。
5位はキース・フォーク元投手、6位はジョニー・デーモン元外野手、7位はビル・ミラー元内野手、8位はデビッド・プライス投手、9位は今季限りで現役引退を発表したエイドリアン・ベルトレ元内野手、10位はジョン・ラッキー元投手がそれぞれ選ばれている。
(Full-Count編集部)