レギュラー高齢化目立ち、猛追も0.5差届かず 4位でCS逃す…2008年のロッテ

先発投手陣は安定も救援の枚数が足りず

○投手陣 防御率の横の()は順位

先・渡辺俊介(32歳) 26登13勝8敗 0SV 0HD 172回2/3 防御率4.17(18)
先・清水直行(33歳) 25登13勝9敗 0SV 0HD 165回2/3 防御率3.75(15)
先・成瀬善久(23歳) 22登8勝6敗 0SV 0HD 150回2/3 防御率3.23(7)
先・小林宏之(30歳) 23登5勝12敗 0SV 0HD 138回 防御率5.02
先・唐川侑己(19歳) 15登5勝4敗 0SV 0HD 81回2/3 防御率4.85
先・小野晋吾(33歳) 15登5勝4敗 0SV 0HD 73回1/3 防御率6.50
兼・久保康友(28歳) 33登4勝7敗 0SV 7HD 91回 防御率4.95
中・伊藤義弘(26歳) 51登0勝0敗 0SV 9HD 59回 防御率3.05
中・シコースキー(34歳) 54登5勝1敗 1SV 13HD 48回1/3 防御率2.23
中・小宮山悟(43歳) 33登3勝2敗 0SV 2HD 39回1/3 防御率5.72
中・川崎雄介(26歳) 65登2勝5敗 1SV 29HD 60回 防御率3.00
抑・荻野忠寛(26歳) 58登5勝5敗 30SV 1HD 58回2/3 防御率2.45

兼は先発、救援の兼任

 渡辺、清水、成瀬、小林の4投手がローテーションを維持。投球内容は優秀とは言えなかったが、試合を作ることはできた。

 2007年のドラフトで大阪桐蔭高の中田翔、仙台育英高の佐藤由規とともに「高校ビッグ3」の一人として注目された成田高の唐川侑己は、4月23日のソフトバンク戦で1軍初先発。勝利して「平成生まれ最初の勝利投手」になった。最終的には5勝。

 救援では2年目の荻野がクローザーに定着。中継ぎ陣ではシコースキー、伊藤、川崎が優秀だったが、枚数がやや足りない印象だった。

 この顔ぶれで現役選手は、野手では今年2000本安打を達成した福浦和也。今江は、FAで楽天に移籍して健在。根元俊一は今季限りで引退、コーチ就任。西岡はMLBに挑戦した後阪神に入団したが今季戦力外に。大松尚逸もヤクルトに移籍したが今季戦力外になった。

 投手では唐川が現役。成瀬善久はエースとして活躍したのちヤクルトに移籍。今季戦力外となったが、オリックスが春季キャンプで入団テストを行うという。

長野は入団拒否、育成の西野は今も現役、岡田は今年限りで引退

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