大谷翔平が今季「最も重要だった」人物に 米メディア選出「球界に大きな足跡」
米メディア「ザ・スコア」が選出、ベッツやトラウトを上回る
今季、ア・リーグ新人王に輝いた大谷翔平投手。ベーブ・ルース以来の二刀流として旋風を巻き起こし、右肘の故障はあったものの、投手として10試合に出場して4勝2敗、防御率3.31、打者としては104試合で打率.285、22本塁打61打点の成績を残した。
オフになっても、米メディアから大谷を称賛する声は止まらず、様々なところでその活躍が改めて脚光を浴びている。米メディア「ザ・スコア」では「2018年のMLBで最も重要だった10人」の2位で大谷翔平を選出した。
「フィールド内外で、2018年は多くの点で大きくMLBが変わる出来事に富んだ年だった。エキサイティングになるであろう2019年シーズンを迎える前に、今年MLBで最も重要だった10人を見てみよう」と書き出された特集。レッドソックスのムーキー・ベッツや、エンゼルスのチームメートであるマイク・トラウト、MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーを押さえて、大谷は2位になった。
記事では「可能だとは言われていなかった。1919年のベーブ・ルース以来、メジャーリーグレベルで本物の二刀流は現れなかった。オオタニは期待に応え、10先発登板で9イニングあたりの平均奪三振数11、DHとしてOPS.925、22本塁打、10盗塁の成績を残し、ア・リーグ新人王を受賞した」と、二刀流として残した功績を称賛。「彼の二刀流としての成功により、メジャーリーグで彼の後に続く選手たちへの道を開いたかもしれない。彼のメジャーリーグのキャリアはまだたった1年であるが、オオタニはすでに球界に大きな足跡を残した」と、球界に与えた多大な影響を評価した。
1位に選出されたのは、レイズが今季取り入れた中継ぎ投手を先発させる“オープナー”の概念が選ばれた。大谷は、人物としては最重要だったとされており、改めて、大谷がメジャーの世界に及ぼした影響の大きさを感じさせる結果となった。
(Full-Count編集部)