2018年に逝去した主な米球界関係者 バルブエナとカスティーヨは悲劇的事故死
バルブエナとカスティーヨは交通事故で悲劇の死
7月24日 トニー・クロニンガー77歳(113勝97敗6セーブ)
60年代から70年代にかけてミルウォーキー・ブレーブス、アトランタ・ブレーブス、レッズなどで投げた右腕。1965年に24勝。
8月20日 ドック・エドワーズ81歳(監督3年173勝207敗)
87~89年までインディアンスで采配を振るう。6位が最高。
8月21日 ディーン・ストーン87歳(29勝39敗12セーブ)
50~60年代にワシントン・セネターズなどで投げた長身左腕。オールスター1回。
9月12日 ビリー・オデル85歳(105勝100敗50セーブ)
50~60年代にオリオールズ、ジャイアンツなどで投げた左腕。オールスター2回。
10月3日 マーティ・パッティン75歳(114勝109敗25セーブ)
60~80年代にレッドソックス、ロイヤルズなどで投げた右腕。オールスター1回。
10月31日 ウィリー・マッコビー80歳(2211安打521本塁打)
1959年から80年までジャイアンツなどで活躍した大打者。新人王、本塁打王3回、打点王2回。1969年MVP、オールスター6回。ウィリー・メイズとともにジャイアンツの顔として人気を博した。1986年殿堂入り。王、長嶋など日本の野球人とも親交が深かった。
12月6日 ルイス・バルブエナ33歳(710安打114本塁打)
12月6日 ホセ・カスティーヨ37歳(487安打39本塁打)
母国ベネズエラに帰国中、強盗が絡んだ交通事故で死亡。バルブエナは今季、大谷翔平のチームメイトとしてエンゼルスで活躍。カスティーヨは2010年横浜、11年ロッテでプレーした。
功成り名遂げて世を去った野球人がいる一方で、一昨年のホセ・フェルナンデス、昨年のヨルダノ・ベンチュラに続いて、今年も現役選手の痛ましい死があった。彼らの生前の功績を讃えたい。
(広尾晃 / Koh Hiroo)