菊池雄星はFA“格付け”で現在7位「キクチには契約へのタイムリミットがある」
交渉期限はあとわずか「キクチには契約に関するタイムリミットがある」
西武からポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍を目指している菊池雄星投手の移籍先はまだ決まっていない。交渉期限は来年1月2日(日本時間3日)。獲得に動いている球団は少なくないだけに、ギリギリで決着することになりそうだ。米メディアはFA市場に残る選手の中で菊池を7位に“格付け”。「メジャーでのサクセスストーリーを楽観視している」と評価した。
米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーモアズ」は「市場に残されているFAトップ20」とのタイトルで特集記事を掲載。今オフは先発投手の去就が先に決まっているが、菊池は全体7位にランクしている。当初、同サイトが予想した菊池の契約は6年総額4200万ドル(約46億4000万円)だった。
寸評では「日本からのFAである27歳のキクチは、このリストの中で唯一メジャーリーグでプレーした実績がない。加えて、他のFAとは異なり、キクチには契約に関するタイムリミットがある」と紹介。交渉期限が迫っていることに触れながら「キクチが(メジャー球団と)実際に契約すると想定すると、日本から生まれた一番新しい“メジャーリーグのサクセスストーリー”という楽観的な見通しが立てられている」としている。高い確率で活躍できると見ているようだ。
なお、現時点でのFA選手“格付け”トップ10は、1位がブライス・ハーパー外野手(ナショナルズFA)、2位がマニー・マチャド内野手(ドジャースFA)、3位がダラス・カイケル投手(アストロズFA)、4位がクレイグ・キンブレル投手(レッドソックスFA)、5位がヤスマニ・グランダル捕手(ドジャースFA)、6位がAJ・ポロック外野手(ダイヤモンドバックスFA)、7位が菊池、8位がマーウィン・ゴンザレス内野手(アストロズFA)、9位がザック・ブリットン投手(ヤンキースFA)、デビッド・ロバートソン投手(ヤンキースFA)、アダム・オッタビーノ投手(ロッキーズFA)となっている。
(Full-Count編集部)