MLB公式が気の早すぎる今季賞レース予想 大谷盟友トラウトは3度目のMVP!?
MLB公式サイトに寄稿する30名を超えるエキスパートが投票
2019年が幕を開け、メジャーでは今季キャンプインまで約1か月半ほどとなった。フリーエージェント(FA)市場にはまだ数多くの選手が残るが、ここから動きは一気に加速するだろう。戦力が固まらないチームは多く、不確定要素が多い中、MLB公式サイトでは早くも今季賞レースの行方を大胆予想。MLB公式サイトに寄稿する30名を超えるエキスパートたちが、ア・リーグ&ナ・リーグのMVP、サイ・ヤング賞、新人王、最優秀監督賞に投票したところ、下記のような結果になったという。
○ア・リーグ
MVP:マイク・トラウト(エンゼルス)
サイ・ヤング賞:クリス・セール(レッドソックス)
新人王:ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
最優秀監督賞:ケビン・キャッシュ(レイズ)
○ナ・リーグ
MVP:ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)
サイ・ヤング賞:マックス・シャーザー(ナショナルズ)
新人王:ビクター・ロブレス(ナショナルズ)
最優秀監督賞:デーブ・マルティネス(ナショナルズ)
この中でも特筆すべきは、アMVPトラウトとナCY賞シャーザーだろう。トラウトは2014年と2016年にもMVPを獲得しており、これが実現すれば3度目の快挙。記事によれば「MLB史上わずか10人しか達成していない偉業」だという。そして、シャーザーも獲得が叶えば4度目の受賞だ。タイガース時代の2013年に初めて受賞すると、ナショナルズでは2016年と2017年に受賞。MLB史上でCY賞を4度獲得したことがあるのは4人しかいないそうだ。
アCY賞では、これまで受賞歴がないことが意外に思える左腕セールが登場。記事でも「受賞歴がないのは違和感がある」とするほどで、今季こそは念願の初受賞が実現すると予想されている。ア新人王には殿堂入りした大打者を父に持つメジャー屈指の若手有望株ゲレーロJr.、最優秀監督賞には昨季「オープナー」の概念を定着させたレイズのキャッシュ監督が予想されている。
一方のナMVPは、今オフにダイヤモンドバックスからトレード移籍した一塁手ゴールドシュミットの名前が挙がった。記事では、Dバックス時代も3位以内に3度入ったことに触れ、2位のアレナド(ロッキーズ)に大差をつけての受賞を予想。新人王にはロブレス、最優秀監督賞にはナショナルズのマルティネス監督を選出している。
果たして、この予想のうちいくつ的中することになるのか。今シーズンの行方に注目だ。
(Full-Count編集部)