大谷翔平VSトラウト 米球界屈指の優れた才能を地元メディアが特集で比較

投手としては「ランディ・ジョンソンに匹敵」

 昨季は右肘靱帯損傷の影響で投手としては10試合先発にとどまったが、記事では「ランディ・ジョンソンに匹敵する」とサイ・ヤング賞5回のレジェンド左腕と比較。そして、打率.285、22本塁打、61打点という卓越した活躍を見せた打撃に関しては「投手として試合で果たせなかったことを、打席で補って余りある活躍を見せた」と高評価。さらには「水飲み場を求めて跳ねるガゼルのように塁間を滑走する」と走力も絶賛されている。

 特集では、2人の走力を徹底比較。三塁打で一塁から三塁まで疾走する大谷とトラウトの動画とともに、ブラッド・オースマス新監督の「どっちが速いかはわからない。彼(大谷)なのかトラウティなのか。彼らは球界で韋駄天の2人ではあるね」という比較コメントも紹介した。2人の一塁から三塁までの到達時間は「互角」と断定する一方、データベース「ベースボール・サーバント」でのスピード比較ではトラウトの方がわずかに上と指摘している。

 2人の比較は走塁1つをとっても接戦となることから、「本当のアメージング・レースになることは間違いない」と両者の才能を絶賛。メジャーではわずか1年を経たばかりだが、衝撃のルーキーシーズンを送った大谷は、地元メディアから球界最高の実力者、トラウトと比較されるほどに成長したようだ。

(Full-Count編集部)

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