菊池の英語会見に米メディアも驚きと好意「素晴らしい英語力とユーモア」
マリナーズ入団が決まり、本拠地で入団会見を実施
西武からポスティングシステムを利用し、マリナーズへの移籍が決まった菊池雄星投手。3日(日本時間4日)にマリナーズの本拠地T-モバイルパークで入団会見を行い、ジェリー・ディポトGM、スコット・サービス監督、代理人のスコット・ボラス氏らと登壇。背番号は「18」に決まった。
「Hi everyone, my name is Yusei Kikuchi of the Seattle Mariners(こんにちは、みなさん。シアトル・マリナーズの菊池雄星です)」。冒頭の挨拶から、そして、現地メディアとの質疑応答のほとんどに英語で応じた菊池。流暢に話すその英語力に米メディアやファンも驚きと好意を持って受け止めた。
MLB公式サイトでマリナーズを担当するグレッグ・ジョンズ氏は自身のツイッターで「マリナーズの新選手であるユウセイ・キクチが会見で素晴らしい英語の能力とユーモアのセンスを発揮。彼はイチローと出会いにワクワクしている」と速報した。
現在所属するイチロー外野手だけでなく、これまでにも佐々木主浩や城島健司、川崎宗則、岩隈久志など数多くの日本人が在籍してきたマリナーズ。地元紙「シアトル・タイムズ」のツイッターは「ユウセイ・キクチの自己紹介は過去のマリナーズ日本人選手とは少々異なるものだった。オープニングスピーチや質問に英語で答えるなど、彼はMLBへの献身を見せることが重要だと感じていた」と伝え、これまでの日本人選手の会見とは異質のものだとした。
また、地元テレビ局「ルートスポーツ・ノースウエスト」はツイッターで「シアトルへようこそユウセイ・キクチ。彼は最初のマリナーズ会見で特別なメッセージを送った」と歓迎のメッセージを記し、ファンもほぼ全てを英語で行った菊池の会見に「通訳なし!」と驚きの声をあげていた。
(Full-Count編集部)