ABL監督の元オリ具臺晟が49歳で“現役復帰” 1回無失点に「何という瞬間だ!」

2006年開催のWBCに出場した具臺晟【写真:Getty Images】
2006年開催のWBCに出場した具臺晟【写真:Getty Images】

ABLジーロング・コリアの監督を務める具臺晟が19日の試合で電撃復帰

 2000年のシドニー五輪で日本に立ちふさがり、韓国、オリックス、メッツなどで活躍した左腕・具臺晟(ク・デソン)を覚えているだろうか。引退後はオーストラリアン・ベースボール・リーグ(ABL)で監督を務める49歳が“現役復帰”を果たしたことをABL公式ツイッターが伝えている。

 具臺晟は2016年に現役を引退してからはABL・シドニーで投手コーチを務め、18年からは韓国人選手で構成されるジーロング・コリアの監督に就任していた。だが、19日のブリスベン・バンディッツとの試合では2-9と大量リードを許した9回のマウンドに上がり1イニングを無失点で抑え“現役復帰”を果たした。

 ABL公式ツイッターは「49歳のジーロング・コリアの監督、デソン・クが昨夜の試合でマウンドに上がった。なかなか素晴らしいではないだろうか?」と伝えている。また、対戦相手のブリスベン・バンディッツ公式ツイッターも具臺晟の電撃登板にすぐさま反応。

「49歳の元MLB投手で、現ジーロング・コリアの監督であるデソン・クが、ホームのファンを驚かせた。彼は9-2とバンディッツが勝利した試合で9回にマウンドに上がった。何という瞬間だ!」

 同ツイッターでは試合の実況音声を公開しており「デソン・クは三塁コーチを務めていましたが、ジャケットを脱ぎ、9回表にジーロング・コリアのマウンドに上がります。ブリスベン・バンディッツが9-2とリードしていますが、ジーロング・コリアの監督である49歳のデソン・クが、9回表に登板します」と、実況が興奮している様子を伝えている。

(Full-Count編集部)

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