今村、昨季ウエスタン3冠王のメヒアも…広島、1軍キャンプから漏れたのは?
今村は昨季43試合に登板も、防御率5.17に終わる…
1月も半ばが過ぎ、いよいよ2月1日のキャンプインが迫ってきた。各球団が続々と監督・コーチ会議などを実施し、キャンプインに向けた組分けを行い、発表していっている。ルーキーでキャンプを1軍(球団によってはA組とも言うが……)で迎えるのは誰か? 新戦力で1軍に抜擢された選手は? こういったところにファンは注目しているだろう。
ただ、1軍キャンプに抜擢される者がいれば、そこから外れ2軍(球団によってはB組)でキャンプを迎える者もいる。そこでここでは視点を変え、各球団で1軍キャンプから漏れ、2軍や3軍のキャンプから巻き返しを図る主な選手をピックアップしていこう。
今回は23日にキャンプメンバーが発表されたリーグ3連覇中の広島だ。
◯投手(22人)
九里亜蓮、矢崎拓也、大瀬良大地、岡田明丈、野村祐輔、中崎翔太、薮田和樹、床田寛樹、一岡竜司、塹江敦哉、藤井皓哉、ジョンソン、島内颯太郎、山口翔、アドゥワ誠、レグナルト、菊池保則、ヘルウェグ、中村祐太、平岡敬人、ローレンス、フランスア
◯捕手(4人)
會澤翼、石原慶幸、船越涼太、坂倉将吾
◯内野手(9人)
曽根海成、上本崇司、田中広輔、安部友裕、堂林翔太、菊池涼介、小園海斗、庄司隼人、西川龍馬
◯外野手(7人)
鈴木誠也、長野久義、下水流昂、野間峻祥、正随優弥、松山竜平、バティスタ
リーグ4連覇を狙う広島はドラフト1位の小園、2位の島内、6位の正随の新人3人が天福球場での1軍キャンプメンバーに入った。また2年目の山口、捕手の船越、巨人から丸の人的補償で加入した長野らもメンバー入りした。
その一方で。2軍でキャンプをスタートさせる主な選手は以下のようになる。
・今村猛(投手)
2009年のドラフト1位右腕。2012年にキャリア最多となる69試合に登板して26ホールドをマークするなど、広島のリリーフ陣を支えてきた。2017年にはリーグ最多の68試合に投げて、23セーブ17ホールドでリーグ2連覇に貢献。昨季は不振による登録抹消もあって43試合で防御率5.17に終わり、2軍の東光寺球場でキャンプインを迎える。
・中田廉(投手)
2008年のドラフト2位で入団した中田は、2014年に66試合に登板し9勝8敗0セーブ18ホールドの成績をマークして活躍。2017年にも53試合に登板したが、昨季は15試合登板止まり。東光寺球場でキャンプをスタートさせ、巻き返しを図りたいところ。
・高橋昂也(投手)
2016年のドラフト2位で入団。昨季1軍デビューを果たすと、6月28日の巨人戦で先発してプロ初勝利をマークした。広島でも大きな期待を寄せられる先発左腕だが、3年目の今季は2軍の東光寺球場でキャンプインとなる。
・メヒア(内野手)
昨季22試合に出場したドミニカンは助っ人でただ1人、2軍の東光寺球場でキャンプインを迎えることに。ドミニカ・カープアカデミー出身のメヒアは育成契約で2016年に広島に入団。2017年途中に支配下に昇格した。昨季はウエスタンリーグで打率.337、20本塁打59打点で“3冠王”に輝いている。
(Full-Count編集部)