日ハムドラ2野村、自主トレ打ち上げ 初キャンプに向け「がむしゃらにやりたい」
木製バットへの対応は「自分の形を見つけられたらいい」
日本ハムのドラフト2位・野村佑希内野手が30日、新人合同自主トレを打ち上げた。初のキャンプに向け「1年目はプロの身体をつくること。がむしゃらにやりたい」と意気込みを語った。
高校通算58本塁打、投手としてもMAX146キロの二刀流で米国生まれと話題は豊富だ。2年夏の甲子園では4番で2アーチを放ち、全国制覇の立役者の一人になった。昨夏の北埼玉大会では「4番投手」として6試合中、5試合に先発して防御率0.58、30奪三振と投手でも非凡なところを見せたが、プロでは野手一本で勝負。
金属から木製バットへの対応も求められるが「室内の(打撃練習では)感じが違うので、試合の中でどう慣れるか。守備だったり、バッティングだったり、教えてもらえることを吸収して、その中で自分の形を見つけられたらいい」と口にした。
2軍キャンプ地の沖縄・国頭については「(沖縄は)小学校時代に家族旅行で言って以来」だという。大型野手として期待されるルーキーがプロへのスタートを切る。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)