広島長野、新天地のキャンプ初日に円陣で誓う「日本一に向けて頑張りましょう」
日南でキャンプスタート、緒方監督は「良い雰囲気だと思う」
広島は1日、日南キャンプキャンプをスタートさせた。全体練習が始まる前に、緒方孝市監督が報道陣の囲み取材に応じ、あらためて2019年シーズンに向けて決意を述べた。
今年で就任5年目。「ユニホームに袖を通すのは身が引き締まる思いです。昨日のミーティングでは選手の明るい表情も見られたし、良い雰囲気だと思う」とチームの現状を説明。昨年までチームを支えた丸が巨人に移籍するなど戦力は変わるが「2019年は新しいカープのシーズンになる。シーズン中は戦いながらチームを作り上げていけたらいいと思います」と話した。
練習前の円陣では、新加入した選手が大きな声で挨拶。巨人から移籍した長野久義選手が「今日からシーズンが始まります。日本一に向けみんなで頑張っていきましょう。野球以外のことなら何でも答えられるので聞いてきてください」と元気良く挨拶。続いて新人選手の挨拶では、高卒ながら1軍に抜てきされた小園海斗内野手が「よろしくお願いします」と控えめに挨拶すると上本崇司内野手が「新人の小園です。田中さんからレギュラー取れるように頑張ります!」と後ろからいじって笑いを誘うシーンも。正隨優弥外野手は目標として挙げるはずの鈴木誠也外野手の名前を間違えて円陣がどっと湧くなど笑顔から全体練習がスタートした。
(沢井史 / Fumi Sawai)