「この男にできないことある?」―大谷は「トップ外野手になれる」の声に“賛否”
同僚のアップトンの証言「彼はオールスター外野手になる」にファンは…
昨年10月に右肘靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けたエンゼルスの大谷翔平投手について、31日(日本時間2月1日)に電話会見に応じたビリ・エプラーGMは、3月28日(同29日)のアスレチックスとの開幕戦を欠場する見込みであることを明かした。それでも、打者に専念する新シーズンに向けて周囲の期待は大きい。
「MLBネットワーク」のラジオ番組に出演した同僚のジャスティン・アップトン外野手は、今季の大谷について「彼はラインナップの中心を担う、僕たちにとって重要な戦力だよ」と明言。さらに、メジャー通算286本塁打、897打点を誇る強打者として「もし大谷が投手を辞めて打者専門でプレーしたらどうなるか」との質問に「彼はオールスター外野手になると思う。彼のあの肩の強さ、スピード、パワー。それら全ての能力を合わせると、彼がトップの外野手になると、僕は言わざるを得ない。彼は毎年オールスターに先発で出場することになるよ。それが僕の率直な意見さ」と太鼓判を押していた。
アップトン自身、4度のオールスター出場を誇るスター選手だが、この発言を受けてマイク・トラウト、大谷、アップトンの3ショット写真を公開したMLB公式インスタグラムでは、ファンが“激論”を交わした。
「エンゼルスはこのアイデアを検討するだろうか?」
「過大評価されている」
「実際(外野手・大谷を)見てみたい」
「オオタニは投球と打撃を続けていくべきだ」
「許容範囲だ」
「もし外野を守ったら、彼の価値は跳ね上がる」
「2020年のエンゼルスのローテーションには彼が必要だ」
「彼には投げることを優先させてあげないと。誰彼構わず外野手に転向させようとするのは、やめよう」
「いつもそれを考えていたけど、去年彼は足首を怪我した。それに彼は今年投げられない」
「エンゼルスの外野は既に揃っている。カルフーンに対して、そんな風に無礼を働いてはいけない」
「僕たちに外野手はもう必要ない。必要なのは投手なんだ」
「外野手になれば、彼はもっと長く現役でいられる」
「正直に言うけど、オオタニが守れないポジションて、どこなんだ?」
「彼は守れるのか? そうは思わないが」
「この男にできないことはあるのか?」
「彼が望んでいることをやらせてあげなよ」
「(この3人が外野でプレーする姿を)見てみたいな」
「素晴らしい」
「トラウタニ GOAT(Greatest of All Time/史上最高)」
まさに“賛否両論”。エンゼルスには「投手・大谷」も必要だとの声も多かった。どうすれば、大谷の圧倒的な能力を100%発揮させることができるのか。所属球団には常にこの贅沢な悩みがつきまとうことになる。
(Full-Count編集部)