鷹初日で“甲斐甲斐バッテリー”実現 ドラ1甲斐野「甲斐さんがのせてくれた」
このキャンプで「まっすぐの精度をあげていきたい」
ソフトバンクのドラフト1位ルーキー・甲斐野央投手が1日、宮崎で初のブルペン入り。キャンプ初日はA組に抜擢された4人のルーキーが揃い踏みとなった。
キャンプ初日の感想を「(自主トレと違い)ユニフォームを着させていただいてですから、この感覚は初めてですね。これから始まるんだなという気持ちです」と初々しく語った甲斐野。ブルペンでは工藤公康監督にすぐ後ろで見れれて「すごく緊張した」という。甲斐野の球を受けたのは甲斐拓也捕手。キャンプ初日にして甲斐・甲斐野バッテリーが実現した形だ。
その甲斐について「ハンドリングや構え方、(ミットの)音の出し方。投手に気持ちよく投げさせるところは、アマとはまったく違うプロのレベルなんだと感じました」と敬服。当初は20球程度の予定だったが「甲斐さんがのせてくれたんで、どんどん投げました」と53球を投げ込んだ。
これからのキャプでの課題は「まっすぐの精度をあげていくこと」。「まだまだのレベルです。何球投げても同じ球がいくようなフォームを身につけたい」と語った。工藤公康監督は「ハマった時にはいい球を投げていた」と、ドラ1右腕のキャンプ初ブルペンに及第点を与えていた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)