菊池雄星は「19年に期待されるニューカマー」 米経済誌が選出
米経済誌フォーブスが「19年に期待される新人トップ5」を特集「西武で輝かしい成績」
西武からポスティングシステムを利用してマリナーズへ移籍した菊池雄星投手が米経済誌「フォーブス」に「2019年に期待される新人選手」として取り上げられた。
同誌は「ブラディミール・ゲレーロJr.が19年に期待されるニューカマーのトップ5を牽引する」との見出しで、MLB公式サイトが選ぶ若手有望株ランキング1位のブルージェイズ・ゲレーロJr.内野手を筆頭とした新人5選手の特集記事を掲載。菊池はパドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手、ホワイトソックスのイーロイ・ヒメネス外野手、アストロズのフォレスト・ウィットリー投手と共に紹介されている。
菊池は西武時代の17年に最多勝、最優秀防御率、最多完封の3冠に輝くなど通算73勝46敗、防御率2.77をマーク。同誌は「日本の西武ライオンズで輝かしい成績を収めた」と評し、後にマリナーズと最大7年で1億900万ドル(約116億6000万円)に達する大型契約を結んだことに言及。「マリナーズはキクチを非常に高く評価しているため、彼と契約するために西武に譲渡金を支払った」と記し、菊池の投球スタイルについて、「この27歳の投手はカーブ、スライダー、チェンジアップなど4つの球種を操り、それらの球種を際立たせているのは彼の90マイル中盤の直球である」と紹介している。
すでにキャンプ地の米アリゾナ州入りしている菊池。11日に集合、12日からバッテリー組のスプリング・トレーニングが始まる。3月20、21日のアスレチックスとの東京開幕2連戦中のデビューが期待されている。
(Full-Count編集部)