西武・辻監督が第2クール総括 ドラ3山野辺は「打っていても守っていても元気」
ルーキー5選手を評価「彼らにとっては中身の濃い1日になっている」
西武・辻監督が南郷キャンプ第2クールを終え、これまでの選手の調整を総括した。
ルーキー5選手については「投手の3人(松本航、粟津、森脇)については無理しないようにとは言っている。野手の2人(山野辺、佐藤)は身体も強い。そこが一番大事」と話し、「山野辺は打っていても守っていても元気。彼らにとっては中身の濃い1日になっているんじゃないか」と連日特守をこなす山野辺の名前を挙げて目を細めていた。
20日から高知・春野に移って行われる二次キャンプでは現在B班で調整を行っているメンバーについても「ゲームに投げさせるかもしれない」とチャンスを与える意向を明らかにした。オープン戦は佐賀、長崎(いずれも広島戦)で開幕を迎えたのち、福岡に移動してソフトバンク戦と続くが「福岡くらいまでは色々なことを試したい」と幅広い選手起用も示唆する。
休養日を挟み10日から始まる第3クールでは初日から早速シート打撃が予定されている。この日には昨年の最多勝・多和田の登板も予定されており、いよいよ生き残りをかけたサバイバルがスタートする。
(安藤かなみ / Kanami Ando)