ロッテは初対外試合、鷹のランチ特打に注目…9日のパ・リーグキャンプ見所
オリはルーキー2人が打撃練習に登板、鷹のランチ特打は内川&松田&今宮
2月9日、楽天と西武はそれぞれ移動日と休養日を迎えるが、その他のチームでは間近に迫った実戦へ向けて、熾烈なアピールが続いている。3球団の9日の春季キャンプの見所を見ていこう。
◯いよいよ実戦開始、新生ロッテが対外試合初戦
ロッテは9日に、今年最初の対外試合となるLamigoモンキーズとの「アジアゲートウェイ交流戦パワーシリーズ2019 in石垣島」初戦を迎える。今春はより多くの実戦を積むことに主眼を置いているだけに、その試金石となりうるこの一戦の重要度は高いはず。ドラフト1位の藤原をはじめとした、若手選手たちの大胆な起用にも期待だ。2年連続で台湾王者に輝いているLamigoを相手に、新生ロッテはどんなプレーを見せるだろうか。
◯オリックスルーキー2人が打撃投手として登板予定
オリックスは翌日に紅白戦を控え、ルーキーの荒西と富山がバッティングピッチャーとして打撃練習に登板予定だ。1軍の主力選手たちを相手に、新人コンビがどんな投球を見せてくれるか。野手陣では室内でサインプレーの練習が行われる予定で、新指揮官のもと行われる連携プレーの内容も楽しみ。午後1時からは宮内オーナーの訓示も行われ、実戦モードに近づきつつあるチームにとっては、改めて気持ちを新たにする1日となりそうだ。
◯ソフトバンク第3クール初日は、ランチタイム特打に注目
ソフトバンクのキャンプは9日から第3クールを迎え、これまでのランニング中心のメニューから、より実戦的なものへとシフトする見通しだ。この日は外野シートノック、投内連携、内野シートノックと、午前中から守備強化に重点を置いたスケジュールが組まれている。そして、ランチタイム特打には内川、松田、今宮という主力3人の参加が予定されている。また、全体練習終了後に行われる外野の特守には上林、釜元、真砂という身体能力の高さに定評のある選手たちが参加。大器3人によるスケールの大きい守備が見られそうだ。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)