現役1000打点は2人、阪神福留があと「2」…今季達成が予想される記録【打点編】
阪神福留、ロッテ福浦、鷹内川、巨人中島が通算1000打点を視野に
今季、1000打点に手が届きそうな現役選手は4人いる。
福留孝介(神)998打点(1999-2018)あと2打点
福浦和也(ロ)935打点(1997-2018)あと65打点
内川聖一(ソ)916打点(2001-2018)あと84打点
中島宏之(巨)914打点(2002-2018)あと86打点
阪神の福留は開幕早々に大台に届きそうだ。MLBとの通算では1193打点となっている。今季限りでの引退を表明しているロッテの福浦は厳しいか。ソフトバンクの内川は2016年には106打点を挙げている。中軸打者としてフルシーズン活躍すれば、可能な数字ではあるだろう。今季巨人に移籍した中島は、レギュラーをとれるかどうかがポイントになる。
打点が多い選手をMLBでは「RBIイーター」という。NPBの現役でRBIイーターといえば、日本ハムの中田翔と、今季から楽天に移籍した浅村栄斗だ。この2人は大阪桐蔭の先輩、後輩だが、ともに2回ずつ打点王をとっている。
そういえば現役2人の1000打点打者の一人、中村剛也も大阪桐蔭だ。中田は10シーズンで749打点、浅村は9シーズンで645打点。この2人も1000打点はクリアするだろう。
さらにNPB本塁打記録の60本塁打を打ったヤクルトのバレンティンも昨年、131打点でタイトルを取った。彼は8年で670打点。バレンティンが1000打点をクリアすれば、現DeNA監督のアレックス・ラミレス(1272打点)、タフィ・ローズ(1269打点)に次ぎ、助っ人3人目となる。
今季、誰がRBIイーターとして活躍するだろうか。
(広尾晃 / Koh Hiroo)