選手たちが喜ぶ差し入れは…「入浴剤」が人気、最も困るのは「手作りの食べ物」

身体が資本のアスリート、手作りは「食べられない」

 この他にも「飲み物は嬉しい」という声や、ファンの気持ちが込もった「手紙」が嬉しいという選手もいた。さらに、中には「ももいろクローバーZのグッズ」という自身の趣味に関するグッズを喜ぶ声もあった。

 一方で、困るものとして多くの声が上がったのが「食べ物」、特に「甘いお菓子」だ。選手たちは身体を資本とするアスリート。選手によってはお菓子好きな選手もおり、差こそあれど、身体には良くないお菓子類はあまり好ましくないよう。中には「お菓子類は貰っても食べないので……」との声もあった。

 ただ、市販のものであれば、まだ“セーフ”。ほとんどの選手が困るものとして挙げたのが「手作りの食べ物」だった。「嬉しいのは嬉しいんですけど、やっぱり食べられないですよね」とは某選手。先にも記したが、身体が資本のアスリート。例えば、貰った手作りのものを口にし、万が一、体調を壊してしまったら、取り返しのつかないことになる。その時は誰も責任を取ってくれないのだ。

 ファンの人も自らに置き換えてみたら、納得いただけるだろう。選手たちは自己管理が重要である。そのために、何らかのリスクがあるものは、やはり“敬遠”する傾向にあるよう。たとえ、熱心に応援してくれているファンからの贈り物とはいえ、手作りの食べ物を口にすることはほぼないようだ。

 3連休がスタートした各キャンプ地。ファンのリテラシーが問題視されたり、サインの転売も問題となっている、ここ最近。選手に差し入れを考えているファンは、この意見を参考にしてみてはいかがだろうか?

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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