ダルビッシュがキャンプ前に148キロ! 地元紙も評価「最も明るい材料は…」
ダルビッシュは復活へ自信「直球にパワー」
今季の完全復活が期待されるカブスのダルビッシュ有投手。10日(日本時間11日)に米アリゾナ州メサのキャンプ施設でブルペン入り。45球を投げて順調なスタートを切った。地元紙「シカゴ・トリビューン」は「健康で自信を持つユウ・ダルビッシュが『シカゴとカブスに貢献する』と熱意」と復活にかける32歳の調整ぶりを伝えている。
13日から始まる、バッテリー組のスプリングトレーニング前に投球練習を行ったダルビッシュ。同紙は1月下旬からダルビッシュがブルペン入りしていたことを伝え、「最も明るい材料は彼の投球のキレ」と評価。右腕が「本当に良い感じ。直球にパワーを感じた。変化球も良い」と振り返ったことを紹介している。
さらに、投球後にトミー・ホトビー新投手コーチと話し合うなどサポートスタッフとも投球の質を確認していたという。右腕は記事で「スピンレート(と球速)を確認し、それから去年のスプリングトレーニングと今年(を比較している)。去年はブルペンで88マイル(約142キロ)だった。今年は91~92マイル(約146~148キロ)。(球速は)上がっていて、そのことについて話していた」と、昨季以上の仕上がりであることを明かしている。