MLB公式が“目を疑うような”スーパーキャッチ集を公開 「全部とんでもない」
MLB公式インスタが"スーパーキャッチ集"を公開「これが野球が最高な理由」
MLB公式インスタグラムが10日(日本時間11日)、驚愕のキャッチング集を2本立てで公開。ファウルゾーンに飛んだ打球とのフェンス際の攻防や、鋭い当たりに対するダイビングキャッチなど思わず「すごい!」と叫んでしまいそうなプレーが収められている。
「キャッチしてみなさい、できるものならね」というコメントと共に投稿されたこの動画。最初に登場するのは6年連続ゴールドグラブ賞を受賞しているロッキーズの三塁手、ノーラン・アレナドだ。ふわふわとファウルゾーンに上がった打球に猛然とダッシュすると、フェンス上に乗っかりながらもスーパーキャッチ。そのまま勢い余ってスタンドに入ってしまったが、タッチアップを警戒してすぐに送球体制に入るという“スキのない”プレーをみせた。
カブスの一塁手、アンソニー・リゾのプレーは圧巻だ。完全にフェンスを越えてファウルと思われたこの打球。この一塁手は諦めなかった。落下点を判断し、フェンスの上に立つと190センチの巨体を目いっぱい伸ばして捕球。バランスを崩して完全にスタンドに飛び込んだが、「野手はフェンス、手すり、ロープなど、グラウンドと観客席との境界線を越えた上空へ身体を伸ばして飛球を捕らえることは許される(公認野球規則2.15)」ため、この捕球は認められた。リゾは1度グラブからはじいた打球を“再キャッチ”しているプレーでも選出されている。
ヤンキースのデレク・ジーターの好守も2つノミネート。1つ目は三塁ファウルゾーンに上がった打球に猛チャージ。フェンスとの衝突を全く恐れず、スタンドに転落しながらもしっかり捕球。この闘志あふれるプレーに加え、2つ目には二塁手のカノと衝突しながらもボールをつかむ“執念のプレー”が動画に収録されている。
ほかにもカージナルスの遊撃手、オジー・スミスやタイガースの遊撃手、ホセ・イグレシアス(現在はFA)、エンゼルスの遊撃手、アンドレトン・シモンズなど守備の名手のプレーが詰まっているこの動画。ファンからの興奮の声がコメント欄に寄せられている。
「一日中見ていられる」
「もっとジーターが見たい」
「この興奮を表現できない」
「現実的じゃない。この動画を見ると、シーズン開幕が楽しみになる」
「これをもう15分も見ている……本当に早く開幕して」
「伝説的」
「これが野球が最高な理由だね」
「美しい」
「エイドリアン・ゴンザレスの捕球はあり得ない」
「全部とんでもない捕球だね!」
「ライトの素手キャッチは史上最も好きなプレーの1つ」
「ノーランは神だ」
7年ぶりに日本で開幕戦が行われるMLB。たくさんの選手が魅せるファインプレーに、今年も酔いしれたい。