平野佳寿、今季は守護神争いへ 指揮官も期待「競争意識は確かに好ましい」
2年目のシーズンを迎える平野、今季は守護神争いにも期待
ルーキーイヤーの昨季は75登板に登板し32ホールド、3セーブ、防御率2.44と大活躍したダイヤモンドバックスの平野佳寿投手。トーリ・ロブロ監督は2年目を迎える日本人右腕がクローザー争いに加わることを明言している。
ダイヤモンドバックスの球団公式サイトは「春に抑えの役割を整理するDバックス」と見出しを付け、スプリングトレーニングでクローザー争いが激化することを言及。アーチー・ブラッドリー、グレッグ・ホランド、そして昨年、ブルペンの一角を担った平野も名を連ねている。
まだキャンプは始まったばかりということもありロブロ監督は今シーズンのクローザーには「時期尚早」としながらも「競争意識は確かに好ましい。多くの刺激がある中で、選手たちがマウンドに立ち、しっかりと仕事をしてくれることを望んでいる」と、激しい争いを期待している。
昨季はボックスバーガーは32セーブを挙げたがシーズン途中から不振に陥り守護神を降格、オフにはFAでロイヤルズに移籍した。後半はブラッドリーと平野が“日替わり守護神”として代役を務めた。ナショナルズから通算189セーブのホランドを獲得し、この3人が守護神候補とされている、
「この春を通じて(抑え争いの)事態が進んでいく中で、レギュラーシーズンにおいて彼らを起用するうえで最も適切な状況が何なのかを、この選手たちが示してくれると思う」
ブラッドリー、ホランド、そして平野の3投手がスプリングトレーニングでどのような結果を残すのか。オリックス時代は守護神として通算156セーブを挙げた右腕がメジャーでも“定位置”を奪うかもしれない。
(Full-Count編集部)