ヤクルト青木が歴代1位もイチローが…今季達成が予想される記録【打率編】
現役で青木に迫りそうな選手もなし、2000打数以上なら柳田が…
◯現役選手の4000打数以上の打率10傑
1 青木宣親(ヤ) 打率.329/4395打数1446安打(2004-2018)
2 内川聖一(ソ) 打率.307/6661打数2043安打(2001-2018)
3 糸井嘉男(神) 打率.301/4999打数1504安打(2007-2018)
4 秋山翔吾(西) 打率.300/4084打数1226安打(2011-2018)
5 中島宏之(巨) 打率.296/5949打数1759安打(2002-2018)
6 福留孝介(神) 打率.293/6179打数1808安打(1999-2018)
7 坂本勇人(巨) 打率.291/5885打数1711安打(2007-2018)
8 浅村栄斗(楽) 打率.287/4099打数1178安打(2010-2018)
9 長野久義(広) 打率.286/4441打数1271安打(2010-2018)
10 栗山巧(西) 打率.285/6041打数1722安打(2004-2018)
現役で3割打者は4人いるが、青木の打率に迫りそうな選手はいない。そもそも4000打数に達する選手は少なくとも8シーズン以上はレギュラーでなければならない。年齢は30歳前後となることが多く、ここから打率を上げる選手は少ない。この中では最年少の西武秋山、巨人坂本に期待したいところだ。
来季4000打数に達する可能性があるのは、以下の9人
長谷川勇也(ソ) 打率.290/3631打数1052安打(2008-2018)
丸佳浩(巨) 打率.280/3854打数1079安打(2010-2018)
菊池涼介(広) 打率.272/3576打数974安打(2012-2018)
藤田一也(楽) 打率.269/3645打数980安打(2005-2018)
畠山和洋(ヤ) 打率.265/3528打数936安打(2004-2018)
T-岡田(オ) 打率.263/3782打数996安打(2006-2018)
石川雄洋(De) 打率.257/3821打数982安打(2006-2018)
大引啓次(ヤ) 打率.253/3880打数980安打(2007-2018)
嶋基宏(楽) 打率.243/3736打数907安打(2007-2018)
元首位打者のソフトバンク長谷川が.290だが、これから打率3割に載せそうな選手は見当たらない。2000打数以上で、現時点で3割をマークしている現役選手は以下の2人。
柳田悠岐(ソ)打率.320/2875打数921安打(2011-2018)
山田哲人(ヤ)打率.301/3078打数927安打(2012-2018)
トリプルスリーを記録した働き盛りの2人だ。特にソフトバンク柳田は5年連続3割をマーク、.350以上も2回記録している。今年31歳になるが、3年後には青木宣親の牙城を脅かす可能性が出てくるだろう。
(広尾晃 / Koh Hiroo)