大谷翔平は「野手専念ならMVP候補」 元GMが絶賛、クローザー起用も提言

プホルスが絡む起用法に注目も…「トラウト以外に彼の出場を阻んでいい選手はいない」

 オダウド氏は大谷の才能に惚れ込んでいる様子だった。

「彼は野手で毎日試合に先発すれば、MVP候補だと私は信じています。素晴らしいアスリートで巨大な伸びしろが存在します。私ならクローザーとして復帰させます。先発はさせないでしょう」

 2001年のイチロー外野手(マリナーズ)以来となる日本人2度目のMVPを狙える素材だと絶賛しているのだ。そして、そんな「打者・大谷」の才能を最大限に活用するために、登板前後で調整のための休養が必要となる先発ではなく、クローザーとして起用すべきだと持論を展開した。

 プホルスはこれまでに数々の偉業を達成し、引退後の米国野球殿堂入りが確実とされている“レジェンド”。今季も大谷とDHを分け合う可能性があるが、オダウド氏の選択は明確だった。

「アルバートは一塁の仕事もフィジカル的にもつと思いますよ。ジャスティン・ボーアがいますから。ボーアは左投手の場合、ベンチスタートになるでしょう。キャリアの現時点のアルバートよりも、オオタニは様々な形でチームに貢献できます。走者としても際立っています。あらゆることにおいて、彼は優秀です。マイク・トラウト以外に、彼の出場を阻んでいい選手はいないのです」

 プホルスはボーアと一塁で併用する“ツープラトン”にしてでも、大谷を優先的にDHで起用すべき――。オダウド氏のコメントからはそんなメッセージが読み取れる。天才トラウトを除いて、大谷よりも起用を優先すべき選手はエンゼルスにいない。元GMはそう断言している。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY