常勝ホークスを支える育成選手たち 驚異の韋駄天と剛球左腕が次の昇格候補!?

育成生活4年目となった09年ドラ2の川原もアピール成功

 もう1人が、8回に登板した川原弘之投手。2009年のドラフト2位で福岡大大濠高から入団した左腕だ。140キロ台後半のストレートを武器に栗原陵矢、川瀬晃を打ち取ると、川島慶三に対しての3球目に150キロをマーク。4球目にも150キロを計測すると、5球目にはこの日最速の151キロ。最後は変化球で空振り三振に仕留めて、1イニングを3者凡退に封じた。

 今宮健太や、西武からマリナーズへ移籍した菊池雄星と同期。2012年には最速158キロをマークしたが、相次ぐ故障で2015年オフに育成選手に転落。今季でプロ10年目、育成生活4年目となるが、それでもなおチームに留まっているのは、それだけポテンシャルを評価されている証と言えるだろう。

 2015年に手術した左肩も回復し、昨季はプロ人生で「初めて」1年間、怪我なく投げ切ることが出来た。故障の不安から脱し、今季は勝負の年。B組でキャンプを送るが、抜擢されたA組紅白戦で見事アピールに成功した。左の中継ぎはどのチームにとっても貴重な存在。ソフトバンクには嘉弥真新也という左キラーがいるが、このキャンプでは股関節痛のために出遅れており、川原にとってはチャンスといえる。

 現在、ソフトバンクの支配下登録選手は65人。支配下登録上限の70人には5人の余裕がある。ソフトバンクの貴重な戦力供給源となる育成選手。果たして、次なる“育成の星”となるのは……。

(Full-Count編集部)

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