パドレス加入のマチャド、1分間の“鬼肩”動画集が凄すぎる MLB公式が公開
パドレスと10年332億円で契約、三塁守備の最大の武器は“強すぎる”肩
パドレスとFA史上最高額となる10年総額3億ドル(約332億1000万円)の大型契約を結んだマニー・マチャド内野手。昨季は“本職”のショートで主にプレーしたが、新天地ではメジャーで数々の美技を披露してきた三塁に戻る見込みだ。MLB公式サイトは、ツイッターでこれまでの驚異の“鬼肩”動画集を公開している。
マチャドは2010年のドラフト1巡目(全体3位)でオリオールズに入団。マイナー時代には大型ショートとして高い評価を受けていたが、2012年にメジャー昇格を果たすと、サードが主戦場に。オリオールズには遊撃の名手JJ・ハーディがいたことが理由だったが、マチャドは瞬く間にメジャー屈指の三塁手として立場を確立した。
最大の武器は“強すぎる”肩。MLB公式ツイッターが公開した1分間の動画では、信じられない送球が次々と登場する。ダイビングキャッチからの膝立ち送球や、三塁ファウルゾーンからの“ジャンピング反転”送球などなど……。どんなに苦しい体勢であっても、ボールは低い弾道でダイレクトで一塁手のグラブに到達する。
特に、最後を締めくくるプレーは圧巻。ヤンキース戦で、ロッテや巨人でもプレーしたルイス・クルーズの三塁線へのゴロを一度はファンブルしたマチャドだったが、すぐに拾い上げると、完全にファウルゾーンに入り、しかも体が流れた状態で反転しながら“横投げ”。しかし、ボールを全く勢いを失うことなくダイレクトで一塁手のグラブに収まった。
昨年は主にショートを守ったマチャドだが、パドレスでは再び三塁が主戦場になると見られている。MLB公式ツイッターは、この動画に「マニーは三塁に戻る。楽しくなりそうだ」との言葉を添えた。パドレスのユニホームでどんな“鬼肩”送球が飛び出すのだろうか。