大谷翔平は「最も驚くべき選手」 米誌がMLB選手トップ100発表、順位は…
大谷は「最高の選手ではないが…」、2019年のMLB選手トップ10は?
そして、1年目から二刀流でメジャーを沸かせた大谷は58位で登場。寸評では「2018年ア・リーグの新人王は球界で最高の選手ではないが、彼は最も驚くべき選手だ」として、58位とは思えない賛辞の言葉が並んでいる。
「彼とベーブ・ルースだけがメジャーリーグの歴史上、同一シーズンで50イニングの登板と15本塁打を記録した。彼に刺激を受け、二刀流に挑戦している子供たちはまだプロの世界にはいないが、球界のフロントオフィスの人間たちは、この考え(二刀流)に対し、より安心できるようになってきている」
大谷が二刀流で結果を残したことで、米球界の流れは確実に変わりつつある。一方で、今季は打者一本でのプレーとなることから、大谷が担う役割については「パートタイムの指名打者に格下げとなることだろう」とも言及。昨年10月にトミー・ジョン手術を受けたため、2020年までマウンドに上がることはないという事実にも触れている。
もっとも、最後に「決定的な数字」として「15」を紹介。これは、昨季後半戦のホームラン数で「オールスター休暇後の本塁打数はアメリカン・リーグで3位タイ。彼が完全に打者だけに専念したら、今年はそうなる予定なのだが、危険な存在になるはずである」と指摘。打者だけでも十分に価値のある選手との評価だ。大谷が最初の1シーズンで残したインパクトはやはり大きかった。
なお、「スポーツ・イラストレイテッド」が選出した2019年の“選手10傑”は以下の通りとなっている。
10 アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)
9 コーリー・クルーバー投手(インディアンス)
8 ノーラン・アレナド内野手(ロッキーズ)
7 ジェイコブ・デグロム投手(メッツ)
6 クリス・セール投手(レッドソックス)
5 ホセ・ラミレス内野手(インディアンス)
4 フランシスコ・リンドーア内野手(インディアンス)
3 マックス・シャーザー投手(ナショナルズ)
2 ムーキー・ベッツ外野手(レッドソックス)
1 マイク・トラウト外野手(エンゼルス)
(Full-Count編集部)