韓国球界入り元DeNAウィーランド、巨人打線を語る「凄く才能ある選手が並ぶ」

20日の練習試合では1回1安打無失点の好投を見せたウィーランド

　DeNAを退団し今季から韓国・KIAタイガースでプレーするジョー・ウィーランド投手。20日には沖縄で行われた巨人との練習試合に登板し1回1安打の好投を見せた。NPB時代にも対戦した巨人打線について「凄く才能ある選手が並ぶラインナップ」と称賛。助っ人右腕の現在の状態などを韓国メディアが伝えている。

　韓国メディア「MBCスポーツプラス」は今季からKIAタイガースに移籍したウィーランドにインタビュー。巨人戦に登板し1回を1安打無失点に抑えた右腕は「とても良かったよ。コントロールに満足しているし、ボールを低めに集めることができた。改善できる面もあったけど、第一段階としては良かったよ」と語っている。

　ウィーランドは2017年には10勝2敗、防御率2.98の成績を残すなど在籍2年間で通算14勝（11敗）をマーク。巨人戦にも何度も登板しているが「全体的には彼らとの相性はとても良かったと思う。けど、凄く才能ある選手が並ぶラインナップだったね。とても素晴らしい選手たちだから、最初から最後の打者まで気を抜かずにしっかり投げ切らないといけなかったね」と振り返っている。

　DeNAを退団し今季からはKBOでプレー。再びマウンドに立つことの喜びをかみしめているようで「とにかくフィールドに戻ってこれて良い気分だね。初めて（起亜タイガースで）プレーする中で、起亜のファンがいてくれて嬉しかったよ」と、地元ファンの声援も力になっている様子だった。

（Full-Count編集部）