現役では燕・石川が1位、涌井や内海も…今季達成が予想される記録【先発数編】

石川は来年までローテ維持なら歴代10傑入りも

○現役投手 通算先発数10傑

1 石川雅規(ヤ)434先発(2002-2018)
2 涌井秀章(ロ)313先発(2005-2018)
3 内海哲也(西)309先発(2004-2018)
4 岸孝之(楽)270先発(2007-2018)
5 大竹寛(巨)266先発(2002-2018)
6 金子千尋(日)249先発(2005-2018)
7 能見篤史(神)243先発(2005-2018)
8 和田毅(ソ)238先発(2003-2018)
8 中田賢一(ソ)238先発(2005-2018)
10 メッセンジャー(神)235先発(2010-2018)

 1位は現役最多勝(163勝)のヤクルト石川。歴代通算では14位にあたる。石川は昨年も22先発しているが、来年までローテを維持できれば10傑入りする可能性がある。

 以下、当代のエース級が並んでいる。2位の涌井から6位の金子。そしてソフトバンクの中田も、移籍を経験している。エース級は意外にチームを移ることが多いのだ。

 ソフトバンクの和田はMLBとの通算では258先発。松坂大輔はNPB単独では201先発だが、MLBとの通算では333先発になる。MLBで投げる日本人投手では、ダルビッシュ有が日米通算303先発、田中将大が304先発だ。

 阪神のメッセンジャーは、外国人投手としては449先発のスタルヒンに続いて歴代2位。MLBでは173試合に登板しているが、先発はなかった。

 長くローテーションを維持できる先発投手は、チームにとっては非常にありがたい存在だ。まさにエース。今年はどの先発投手が、数字を積み上げるだろうか。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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