菊池雄星、ボットをK斬り! 初回13球3者凡退デビュー
レッズ戦でオープン戦デビュー、プイグは弱い一ゴロに仕留める
西武からポスティングシステムを利用してマリナーズへ移籍した菊池雄星投手が25日(日本時間26日)、米アリゾナ州ピオリアで行われたレッズ戦でオープン戦初登板。初回を13球で3者凡退に抑えた。2回は味方の拙守が絡み2失点したが、2回1安打2失点(自責0)と上々のデビューを飾った。
注目の初回初球では直球を選択。見逃しを奪うと、2球目の直球でセンゼルを右直に。メジャー屈指の強打者、2番のボットには2ボールとカウントを崩したが、内角へのスライダーで空振り三振に仕留めた。3番にはドジャースからトレード移籍したプイグ。2ボール2ストライクから力のある直球で一ゴロに。投内連係でもそつなくこなした。13球で3者凡退に抑えた。
3点を先取した2回は先頭・スアレスの四球と遊失で無死一、二塁とし、ドジャースからトレード加入したファーマーに中前適時打を許した。しかし、続くアービンをカーブで三ゴロ併殺打に。パターソンは94マイル(約151キロ)の直球で力のない遊ゴロに仕留めた。2回29球、1奪三振1四球1安打2失点(自責0)だった。
3月20、21日のアスレチックスとの日本開幕戦でのメジャーデビューが期待されている。試合前、サービス監督は「ユウセイは投げたくて仕方ないんだ。我々もその姿を楽しみにしている。楽しい日になるはずだ」と期待していた。