ホークス、大改修のヤフオクDお披露目 収容4万人超え、ビジョンの表示面積1.71倍に
コンコースは黒と白を基調に全面刷新、ファンクラブ会員専用ラウンジも
ソフトバンクは28日、大幅にリニューアルした本拠地ヤフオクドームを3月2日のオープン開幕を前に、お披露目会を実施した。この日行われたお披露目会にはクラブホークス会員、タカポイント会員、周辺地域住民約800名を招待。セレモニーには王貞治球団会長らが出席して、テープカットやビジョン点灯式を行った。
今回のリニューアルは球団の福岡移転30周年記念事業の1つとして取り組まれたもの。まず、ゲートをくぐりドーム内コンコースに入って、目につくのはファンを出迎える天井のサークルビジョン。そこから、360度つながるコンコースも黒と白を基調に全面刷新され、壁面上部にはLEDモニターがズラリと並んでいる。
スタンドで大きく変わったのは外野エリア。外野席上段にあった「王貞治ベースボールミュージアム」を撤去(来年完成のエンターテインメントビルへ移転)し、ライト側には公式ファンクラブであるクラブホークス会員やポイントサービスのタカポイント会員専用のラウンジ「ファンズスクエア」などを新設した。さらに実際のベンチを再現したコーナーもありSNS映えしそうだ。レフト側にはビジターファン専用のスペースも登場したほか、野球漫画を楽しめるコーナーもある。
外野席の上部にはボックス席『やまや めんたいこBOX』を新設。6人までが利用できるボックス席が計9個あり、明太子を堪能できるオードブルが提供される。これら新たな座席を設けたことで、収容人数はこれまでの38,530人から40,178人に増えた。
また、ホークスビジョンはセンタービジョンを拡大して、両サイドのビジョンと完全にシームレス化。5面合計の表示面積は約1.71倍になり、これまで以上の大迫力を実現した。3月2日以降、オープン戦でヤフオクドームへ来場される際は、まずコンコースをぐるりとしながら大きく変わった外野エリアを見てみることをお勧めしたい。