ジャイアンツが大物FAハーパーとラスベガス会談 宿敵ドジャースと獲得合戦か
ジ軍のベールCEO、ザイディGMが27日にラスベガスへ
ジャイアンツが26日(日本時間27日)にナショナルズからFAとなっているブライス・ハーパー外野手とラスベガスで会談した。MLB公式サイトなど米複数メディアが伝えている。
同サイトは「ジャイアンツとハーパーが2度目の会談を行う」とのタイトルでリポート。記事ではラリー・ベールCEO、ファーハン・ザイディGM編成本部長がハーパー獲得へラスベガス行きを敢行したことを紹介。ジ軍は2月5日にボウチー監督を含めた3人で代理人のスコット・ボラスと会談しており、今回で2度目になるという。その際にザイディGMは「双方ともに興味をいだいていた」と語っている。
また、地元メディア「NBCスポーツベイエリア」によると、両者は10年契約について議論したという。当初、ジ軍はハーパーとの短期契約を好むと考えられていたが、一転して長期契約のスタンスから移行したという。さらに、ハーパーはナショナルズからの10年3億ドル(約332億円)の大型契約を断っていたことも報じている。
24日にはドジャースがスタン・カステンCEO、アンドリュー・フリードマン編成本部長、デーブ・ロバーツ監督と首脳陣総出でラスベガスを訪れ、ハーパーと会談。ロバーツ監督はこの事実を認めた上で、「驚くほど良い選手で、素晴らしい家族愛を持つ、最高の男だ」と絶賛していた。
ナ・リーグ西地区のライバルである両チーム。マニー・マチャド内野手がパドレスと結んだ10年総額3億ドル(約332億円)のFA史上最高総額を上回る可能性が十分。ナ・リーグ西地区のライバルである両チームによる争奪戦となれば、ますます激しいものとなりそうだ。
(Full-Count編集部)