大打者プホルスが独占インタで語る“同期”イチローと“同僚”大谷「簡単ではない」
昨年の大谷の活躍を予想「言った通りだっただろう?」
――長年にわたり、どうやって野球へのモチベーションを保ち続けているのですか?
「純粋に野球が好きなんだ。野球をしていることが楽しいし、周りで一緒にプレーする選手も好きだ。最終的には、ワールドシリーズで優勝してチャンピオンになることを目標としている」
――2001年に互いに新人王を獲得したイチロー選手も、今季19年目を迎えます。
「とても楽しみだ。50歳までプレーできる選手がいるとしたらイチローだと思う。彼の準備と健康管理は素晴らしい。今年は、彼がシアトル(・マリナーズ)の一員として、母国である日本でプレーできることは、特別な意味を持つと思う。私も楽しみにしているよ」
――2人とも通算3000本安打を達成した特別な選手です。
「イチローは日本でのヒットを含めず3000本を達成している。継続力がすごい。彼は素晴らしい選手が数多くいる時代にメジャーにやって来て、素晴らしい選手の一員となった。大谷もそうだ。彼もアメリカへ来て、新人王を獲った。これは簡単なことではない。大谷はメジャーにうまく適応していた」
――2018年の大谷選手の活躍をどう見ましたか?
「彼は本当に良くやった。これからも活躍がとても楽しみだ。いい年を送ってほしい」
――大谷が去年スプリングトレーニングで結果が出なかった時、問題ないと仰っていましたね。
「言った通りだっただろう? スプリングトレーニングは本当に準備のための時間だ。シーズンの数字が全てだ」
――新人王の先輩として、2年目を迎える大谷選手にアドバイスは?
「2年目は、だいぶ彼にとってやりやすくなるはずだ。去年ほどのプレッシャーもないだろうし、去年以上の活躍をするだろう」
――今年の意気込みを聞かせてください。
「素晴らしいコーチ陣に囲まれている。去年は思うような結果が出なかったが、今年はチーム内にも変化があった。いつも通り、勝つ=優勝することを目指しているよ」
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)