ハーパーとマチャドの超大型契約 米記者が珍アンケート実施「あなたはどっち?」

ともに新天地へ移籍が決まったブライス・ハーパー(左)、マニー・マチャド【写真:Getty Images】
ともに新天地へ移籍が決まったブライス・ハーパー(左)、マニー・マチャド【写真:Getty Images】

ハーパーはフィリーズと13年総額368億円、マチャドはパドレスと10年332億円

 ナショナルズからFAとなっていたブライス・ハーパー外野手がフィリーズと13年総額3億3000万ドル(約367億7000万円)で契約合意に達したと米複数メディアが報じた。米スポーツ史上最高総額の超大型契約だ。

 2014年オフにジャンカルロ・スタントン外野手が当時所属していたマーリンズと結んだ13年3億2500万ドル(約362億円)をも塗り替えた。年平均2540万ドル(約28億円)で、契約には全球団へのトレード拒否権付き。また、ハーパーが契約を破棄してFAになることを選択できる「オプトアウト」の権利は含まれていないという。

 オフのFA市場でもう1人の目玉選手だったマニー・マチャド内野手は19日(同20日)にパドレスと10年総額3億ドル(約332億円)を結んだばかり。年平均は2750万ドル(約30億円)で、6球団へのトレード拒否権。さらに5年後には「オプトアウト」の権利が含まれている。

 米国では早くもFA市場で目玉だった2人の大型契約を比較。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は「どちらがベターな契約を結んだだろうか? マニー・マチャド、それともブライス・ハーパー?」と自身のツイッターでアンケートを実施中。ファンからはさまざまな意見が集まっている。

「ハーパーは3年以内にチャンピオンシップを獲得しようとしている。マチャドはありえない」

「ロッキーズとアレナドだ」

「ノーランでしょ」

「マチャドかな、彼はフィリーズでプレーしなくて済むんだから」

「ハーパーは3年以内にWS制覇するだろうね。マチャドは絶対ないだろうけど」

「彼らは非常に良い給料をもらっているんだから、ともに問題無いと言っておこううじゃないか」

「間違いなくマチャドでしょ。年平均の額が断然高いわけだし」

 ファンからのコメントでは27日にロッキーズと契約延長で合意に達したメジャー屈指の三塁手、ノーラン・アレナドの8年総額2億6000万ドル(約287億5000万円)への人気も高かった。この契約は野手史上最高額となる年平均3250万ドル(約36億円)で、2021年シーズン終了後には「オプトアウト」の権利も含まれている。

 このアンケート・ツイッターには現時点で残り20時間を残し、ハーパー19%、マチャド49%、どっちでも32%となっている。

(Full-Count編集部)

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