田中将大の宝刀スプリット動画にファン期待大「タナカタイム」「今年も好調そう」
OP戦初登板で9者連続斬り、地元メディア「まさにえげつない」
ヤンキースの田中将大投手は3日(日本時間4日)、米フロリダ州タンパで行われたタイガースとのオープン戦で初登板初先発。初回先頭打者に三塁打を許したが、そこから9者連続凡退。3回1安打無失点だった。空振りで今季初三振を奪った宝刀スプリットを、地元メディアは「まさにエゲツない」と絶賛している。
いきなり宝刀を抜いた。初回先頭でマリナーズ、メッツなどで活躍したマイク・キャメロンの息子、ダズ・キャメロンと対戦。いきなり中越え三塁打を許した田中だが、そこから本領発揮だった。続く2番のカストロを2ストライクと追い込むと、内角低めに沈む83マイル(約134キロ)のスプリットで空振り三振に仕留めた。
この試合を中継していた地元テレビ局「YESネットワーク」の公式ツイッターは衝撃的な急降下を見せた魔球の動画とともに、「マサヒロ・タナカの2019年最初の奪三振はまさにエゲツない」と称賛。宝刀の健在ぶりに、ファンもツイッターで反応していた。
「タナカタイム!」
「今日も好調そうだ」
「頼む、スタントンに指導してほしい!! 彼に打撃というものを学んでほしい。三振が多すぎる。タナカは好調そうだ。サンチェスもパスボールに関して努力してほしい。ヤンキース野球はエキサイティングだ」
2月26日のフィリーズ戦が雨天中止となり、仕切り直しとなったオープン戦初戦で今季初勝利。圧巻の奪三振ショーを期待したいところだ。