ダルビッシュ、「キャリア最高」の熱投写真にファン期待「カムバック賞」
3日のホワイトソックス戦で156キロ直球&変化球が決まり、2回無安打無失点
カブスのダルビッシュ有投手は3日(日本時間4日)、米アリゾナ州メサで行われているホワイトソックスとのオープン戦で先発登板。最速97マイル(約156キロ)の直球にスライダーなど変化球も決まり、2回無安打無失点と好投した。今季オープン戦初勝利を手にした右腕は登板後に「今がベスト。自分のキャリアでね。今までで最高の感覚か? イエス! ベストだ。なぜなら97マイル出ている。スライダーもすごく良かった。人生で最高のボールだ」と復活に凄まじい自信を示した。
昨季は右腕の相次ぐ故障に苦しみ、わずか8試合登板で1勝止まり。今季の完全復活を予感させる投球に、カブスファンも大熱狂のようだ。カブスの公式インスタグラムは「ダルビッシュが(米アリゾナ州)メサにあるスローンパークで登板中」とのコメントを付け、右腕の投球を4枚の写真で紹介。打者へ敵意むき出しの気迫が伝わってくる写真となっている。右腕の奮闘を期待するファンも大興奮だった。
「彼が投げられていることが、ありがたい」
「僕が待っていたのは、ダルビッシュのこの姿なんだよ」
「もう一回ワールドシリーズ制覇しよう」
「彼は今日素晴らしかった」
「彼がマウンドで支配する姿を見ることができてうれしい」
「ユウウウウ」
「僕たちはユウが大好きだ!!!!」
「どうか、どうかお願いだから怪我せずにいてくれ!」
「カムバック賞」
「私はこのダルビッシュの姿に信じられないくらいハッピーだ」
「カムバックのシーズンが今始まる」
昨季のカムバック賞にはア・リーグがレッドソックスのデビッド・プライス投手、ナ・リーグがブレーブスのジョニー・ベンターズとポストシーズンへ進出したチームからそれぞれ選ばれた。ダルビッシュが復活投球を見せれば、3年ぶりのワールドシリーズ制覇と日本人初のカムバック受賞も見えてくる。