菊池雄星、ブルペンで55球 チェンジアップを修正「試行錯誤してます」

マリナーズ・菊池雄星【写真:田口有史】
マリナーズ・菊池雄星【写真:田口有史】

「いい感じの球も何球かありました」、8日にはオープン戦3度目登板

 マリナーズの菊池雄星投手(27)は5日(日本時間6日)、ブルペン入りし55球を投げた。

 この日はチェンジアップの修正に取り組んだ。2日(同3日)のロイヤルズ戦では、軌道がカット気味となり、内に入るところを痛打される修正点が見つかった。「ちょっと広めに持って試行錯誤してます」。人差し指と中指の間隔を広くした握りや、リリース時の手首の方向などを巡回投手コーチからアドバイスを受けた。また、最新機器を使った映像を投球の合間にチェックするなど、修正に取り組んだ。

「2試合投げてやはり重要性というか必要性をすごく感じます。他のボールがだいぶ順調に来ているので。ちょっと次の段階に行きたいなというところで今、やっています、今日は割とストライクゾーン付近に行っていた。いい感じの球も何球かりました」

 手応えを口にした菊池は、「積極的に有利なカウントを作りつつ、追い込んでから試しながらっていうのやっていきたいなと思います」と、7日(同8日)に予定されるオープン戦3度目のレッズ戦で勝負球に使い、磨きをかける考えだ。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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