163キロ、166キロ、166キロ…新速球王ヒックス、OP戦で1回4奪三振の“怪投”
MLB公式インスタが動画公開、オープン戦で早くも166キロ…
メジャーの“新速球王”、カージナルスのジョーダン・ヒックス投手が5日(日本時間6日)のオープン戦・フィリーズ戦で、またも驚異的な投球を見せた。早くも103マイル(約166キロ)の速球を投げ込むと、1イニングで4奪三振をマーク。MLB公式インスタグラムもその投球を動画で紹介している。
6回のマウンドに3番手で上がったヒックスは、いきなり剛速球を連発した。先頭ロドリゲスへの初球は101マイル(約163キロ)。空振りを奪うと、カウント1-1からの3球目は103マイルで再び空振り。そして、続く4球目も103マイル。ど真ん中への1球だったがバットは出ず、見逃し三振となった。
ヒックスは続くマカッチェンを一塁失策で出塁させるも、セグラは空振り三振で2アウト。ウィリアムスも空振り三振に仕留めたが、振り逃げで2死一、二塁に。しかし、最後はホスキンスを見逃し三振に斬って取り無失点。1回無安打無失点4奪三振。見せ場の多いピッチングとなった。
昨季メジャーデビューを果たし、人類最速タイの105.1マイル(約169.1キロ)を記録した“新速球王”。2月28日(同1日)の今季オープン戦初登板でいきなり102マイル(約164キロ)をマークしていたが、まだまだスピードは上がりそう。今季、人類最速を更新するかもしれない。