「159キロのチェンジアップ」!? 急降下する剛腕ヒックスの1球に驚きの声
投手指導者がヒックスの投球動画を投稿「一瞬、私を信じただろう」
メジャーの“新速球王”として、昨季のメジャーデビューから剛球を連発しているカージナルスのジョーダン・ヒックス投手。アロルディス・チャップマン投手(ヤンキース)と並ぶ人類最速タイの105.1マイル(約169.1キロ)を誇るが、今季はチェンジアップを習得していることも報じられている。5日(日本時間6日)のオープン戦では99マイル(約159キロ)で急激に落ちるボールで空振りを奪取。投手指導者が「えげつないチェンジアップ」と動画を投稿しているが、真相は……。
「PitchingNinja」という有名なアカウントを持つフリードマン氏。ツイッターで投稿した動画では、ヒックスが投げた剛速球が急激に落ち、左打者のバットが空を切っている。「ジョーダン・ヒックス、えげつない99マイルのチェンジアップ」。フリードマン氏はこう呟きつつ、「(これはシンカーだ、でも認めて。一瞬、私を信じただろう)」とカッコつきで“種明かし”をしている。剛速球でありながらチェンジアップのような落ち方をするヒックスのシンカーにも驚かされるが……。
この投稿にファンは「99マイルとチェンジアップは同じ文脈で使用されるべきではない」「今シーズンのMLBセーブ数では、容易くリードするだろう」「いまだに信じているよ」などとコメント。驚きを与え続けるヒックスへの期待は大きい。“新速球王”は今季、どんな投球を見せてくれるのだろうか。