田中将大、“新球”ナックルカーブは昨季終盤も投げていた!? NYメディアも注目

ヤンキース・田中将大【写真:田口有史】
ヤンキース・田中将大【写真:田口有史】

地元紙が特集を掲載、“新球”ナックルカーブが心強い武器に?

 3日(日本時間4日)、米フロリダ州タンパで行われたタイガースとのオープン戦で初先発し、3回1安打無失点の活躍で勝利投手となったヤンキースの田中将大投手。この試合ではナックルカーブをテストしたが、“新球”導入について地元メディアに明かしている

 ヤンキース6年目を迎えた田中はオープン戦で新たな武器を披露した。それはナックルカーブだ。地元紙「ニューズデイ」では、通訳を介した田中のコメントを紹介。ナックルカーブについて右腕は「基本的に新しいカーブ」としている。

 宝刀スプリット、スライダーを武器に、メジャーの強打者から三振の山を築いてきた田中だが、実はナックルカーブは昨季終盤戦で使ったこともあったという。今季から“本格導入”となり、タイガース戦での手応えは上々の様子。記事の中ではこの先も投げ続ける意思を明かしている。

 2009年シーズン以来のワールドシリーズ制覇を目指すヤンキースで、田中にかかる期待は大きい。タイガース戦をテレビ中継した「YESネットワーク」では、実況が日本人右腕の隠れた大記録を紹介。「タナカがいかに数年間いいピッチングをしているか話をしていました。通算798奪三振で今シーズンを迎えますが、これはヤンキース史上で、最初の5年間で最高の数字なんですよ」と絶賛していた。

 ヤンキース在籍した最初の5年間で三振の山を築いてきた田中にとって、ナックルカーブは心強い武器になるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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